婚約指輪をセミオーダー
近年、婚約指輪をオーダーメイドする人が増えていますが、これは、よりオリジナリティのある指輪を渡したい、あるいは特別な場面だからこそ世界に一つしかない指輪を作って気持ちを伝えたいということだと思います。
これまで婚約指輪と言えば高級ブランドショップやジュエリーショップで店頭に並んでいるものを購入するのが当たり前でしたし、バブル期までは給料の3か月分の指輪を渡すというキャッチコピーもCMから生まれて流行っていました。
しかしバブル崩壊後は世間的にも現実志向にシフトしていき、できるだけコストパフォーマンスのいいものを求める傾向が強くなりましたし、結婚に向けてできるだけお金を使わないカップルも出てきました。
それでも20代30代の若い世代の女性にアンケートをしてみると実に70パーセントの人がプロポーズのときに婚約指輪を欲しいと答えており、それだけ憧れが強いアイテムであることが伺えます。
オーダーメイドは高いというイメージを持たれているかもしれませんが、実際には予算に合わせて素材や石、デザインや加工法を決められるのでとても経済的な選択なのです。
ただ、一から自分で決めなければならないのでアイデアが出てくるならいいのですがそうでないと少し悩む時間が多くなるかもしれません。
そんな人におすすめしたいのがセミオーダーという方法で、これはすべてを自分だけで決めるのではなく一部を自分で決められる方法です。
セミオーダーの場合、あらかじめ用意された選択肢の中からチョイスしていくので、アイデアは思い浮かばなくてもあるものを組み合わせていくうちに出来上がります。
ですからオリジナリティのある婚約指輪を作りたいけど、なかなかアイデアが思い浮かばないという人には最適な方法ですし、セミオーダーはオーダーメイドよりもコストがかからないことが多いのでコストパフォーマンスが高い選択肢と言えるでしょう。
希望する人はまずセミオーダーを扱っているショップを探すところからはじめてください。