婚約指輪を贈る前に考えてほしいこと
プロポーズは必ずしも成功するとは限らない
「プロポーズに贈る婚約指輪を手作りのものに」と、考えている方もいらっしゃるでしょう。手作りの指輪を贈れば、忘れられないプロポーズになるのは確実です。世界に1つしかない指輪である一方、価格が意外と安いのも大きなメリットです。
ただし「手作りは諸刃の剣」であるのも、まごうことなき事実。婚約指輪を手作りのものにしたからとはいえ、必ずしもプロポーズが成功するとは限らないのです。一体どういうことか納得できないでしょうが、きちんとした理由がございます。
相手の気持ちを考えてみる
プロポーズをされる側に立って、考えてみて下さい。手作りの婚約指輪を贈られると、「ノー」とは絶対に言えません。そこまで苦労して手作りした婚約指輪を付きかえすのは、罪悪感に苛まれてしまいます。
贈り方を間違えてしまうと、「俺様の言うことを何でも聞け」という重圧にさらされる場合もありえる話です。「そんなつもりはない」と、いう声もあるでしょう。何気ない行動1つで、相手を傷つけてしまう場合もあります。プロポーズで手作りの婚約指輪を贈るとどうなるのか、自ずとわかるでしょう。
相手のペースに合わせよう
手作りの婚約指輪を贈ろうと考えているのなら、相手の気持ちの接し方を見直して見て下さい。例えば相手が結婚に対して消極的になっているのなら、プロポーズを後に回すのも手です。
過去には103歳で結婚した夫婦も、実際にいらっしゃいます。夫婦として共に人生を歩むのなら、考えるべきは「相手と自分とのペース」です。プロポーズを成功させたいのなら、相手の気持ちも考えるようにしましょう。
自分の気持を素直に伝える
お互いがお互いを支え合うのが、夫婦のあり方です。「俺様の言うとおりにしろ」と、相手を手懐けるものではありません。相手が自分にとって、どれほどの存在なのかを素直に伝えましょう。自分の気持ちが上手く相手に伝われば、婚約指輪を差し出します。
手作りの婚約指輪は、自分の気持に一切の嘘がないとの証明書代わりになるものです。心を込めて作られた婚約指輪は、人生の第一歩を踏み出すきっかけを与えてくれるでしょう。