婚約指輪を贈る意味は?
婚約指輪を贈る意味を考えてみよう
プロポーズには婚約指輪なのは、セオリーです。しかし「プロポーズには婚約指輪を必ず渡さなければならない」という、法律はありません。先輩夫婦の中には、婚約指輪を贈られなかったという方もいるほどです。贈らなかったからとはいえ、特に何か罰則はありません。
ではなぜ、婚約指輪を贈るのでしょうか。婚約指輪を贈る意味を考えてみましょう。
プロポーズの意味は?
プロポーズは、これから人生を共に送るための一種の儀式です。25歳でプロポーズをしたら、少なくとも55年以上は付き合うことになります。半世紀以上です。半世紀以上も一緒に過ごせば、良いこともあれば悪いこともあるでしょう。時には身も心もボロボロになるような出来事も、襲いかかるかもしれません。身も心もボロボロになる出来事を乗り越えるには、相当の覚悟が必要。生半可な気持ちで、どうにかなるものでもないのです。我が身が倒れても相手を守る覚悟がなければ、結婚生活は成り立ちません。
また結婚するということは、独身時代と生活や人生が大きく変わります。住む場所や仕事そのものが変わるという方も、いらっしゃるでしょう。
結婚は人生が大きく変わる
人生が大きく変わるのは、想像以上の負担がかかります。婚約指輪は、人生にけじめをつける意味が強いです。婚約指輪を贈らず、そのまま結婚へ移るカップルも大勢いらっしゃいます。
切り替えが上手くできる人であれば、けじめをつけることはできるでしょう。しかし、けじめを付けられる人はそんなに多くはありません。婚約指輪は覚悟を示すものであり、同時にけじめをつけるものでもあるのです。
結婚すると…
結婚指輪を贈る意味は、既婚者である証です。既婚者ということは、社会的な責任が大きくなります。子供がいるのならば、のしかかる責任は倍以上どころでは済まされません。また結婚指輪を左手薬指にはめれば、「結婚している」という自覚を持つことができます。
かなり大仰な話になってしまいましたが、2人の愛情が確かならば大丈夫です。どんなことがあっても、乗り切ることができるでしょう。